コピックがインクを補充しても色が出ないとき
こんにちは。笹凪です。
今回はコピックがカサカサになってインクが出なくなった時のことを話します。
ニブがカサカサ
私、15年モノのコピックを未だ愛用していますが、ここまでくると流石にコピック本体自体にガタが出始めるようです。
本体が汚くなるのは0番で拭けば綺麗になるのですが、問題は芯(ニブ)です。
カサカサになって変色してるのにずっと目を逸らしてきました。
あまり使わない色だったので、色が掠れてきても放置していたら芯が乾いてマダラ模様に…。
色はE21番。こいつは初めて買ったコピックセットに入っていた濃い目の肌色。濃いからあまり使っていませんでした。
でも初期メンをいつまでもカピらせてるのは流石に可哀想だ!これからもコピックには元気でいて欲しい。
との思いで、ようやくコピックインクを手に入れ、補充を試みたのでした。
しかし。
現実は厳しかった。
インクを補充しても…
いくらインクを補充してもカサカサのままなのです。
正確には先端のみにはインクが回っている感じなのですが、広い面を塗ろうとニブ全体を使って斜めに塗るとカサカサ。
そもそもニブ自体がマダラ模様にカサカサしたまま…。
どうやら乾燥を放置しすぎるとインクを足してもダメらしい。
つまりニブがご臨終していた。
ごめんね…救えなくて…
新しいのを買えばいいのだが、こいつは初期メン。一から頑張ってきたメンバーをそう簡単に見捨てたり出来る人間がいるだろうか。いない。
私は交換用ニブを買うことにしました。
ニブ交換
いうなればア●パ●マン新しい顔よ、というところだろうか。彼はいくら顔を変えても本人であることに違いはない。
E21!新しい顔よ!
そう思いながらガッサガサのニブを家にあった毛抜きで引っこ抜こうとした。が、インクが固まって周りと癒着してるのか一向に抜けませんでした。
もはや素手で思いっきり引っ張った。
そしたら何ということでしょう…
芯だけ残っちまった\(^o^)/
ビックリした。こいつ、ガチガチに固まってビクともしない。絶対に抜けたくないという強い意志を感じる…。
しかも細くなったから掴みにくさも倍増。こんなに足掻いてくるとは…なんて奴だ…。
手の汚れなんか気にしてる場合じゃない。ティッシュで挟んで引っ張ってみたり、0番を隙間に染み込ませてピンセットで左右に揺らしながらなんとか掴みだした。
そのあとは簡単でした。新しいニブはすんなり入ってくれましたし。
インクを補充して暫くするとあらまあ、綺麗なペンの出来上がり。
最初にインク補充した分が勿体なかったなぁと思うくらい、ニブ交換した方が綺麗だし早かった。
今後、カサカサになってきたやつはすぐ交換したいと思います。
ニブも3本入りなので3色はイケる。
なんとなくですが、薄い色が乾きやすい気がする。
調べてみるとE21は乾いちゃってる人が多い印象でした。
色によって乾きやすさがあるのでしょうか?
■カラーレスブレンダー万能説
そして今回、汚くなったコピックは0番(カラーレスブレンダー)でお掃除できることを知りました。
無水エタノールでも良いらしいです。大容量で安いのはこっちですね。
私は0番を恒常的に使うのでお掃除用にもインクごと買いました。
色は薄められるし、お掃除は出来るしマジ万能。一生そばにいて。